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離乳食レシピが盛り沢山!離乳食の基礎知識・調理法・進め方を学んで、成長に合わせた愛情いっぱいの離乳食を

離乳食はいつから始めるの?
始める際の注意点は?

 離乳食をいつから始めたらよいのか、新米ママは悩んでしまいますよね。赤ちゃんには個人差があるので、離乳食の開始日は「生まれてから何日目」ということは決まっていません。ここでは離乳食をいつから始めたらよいのかについて解説しています。

<著者> マカロニ先生
 離乳食づくりの実体験をもとに、作りやすく、赤ちゃんが食べやすい離乳食を、栄養学の知識も織り交ぜながら、わかりやす解説していきます。

目次



離乳食はいつから始めるの?

 離乳食をいつから始めたらよいのか新米ママは悩んでしまいますが、離乳食を始める時期の目安は、赤ちゃんが順調に発育していれば5ヶ月頃が適当です。

 この頃になると赤ちゃんは周りの色んな事に興味を示し始め、家族が食べているのをじっと眺めていたり口をモグモグ動かしたりして、自分も食べたそうな顔をしたりします。

 このようになってくれば離乳食のスタート時期です。もしこのような表情が4ヶ月頃からするようであれば、そこから少しずつ始めても問題ありません。

早すぎたり遅すぎるとどうなるの?

 アメリカなどでは2〜3ヶ月頃から離乳食を与える場合があるようですが、ミルクのほかに離乳食を与える事になるので、エネルギー過多になりやすいと考えられます。

 また臓器の発達が追いついておらず、腸の粘膜がタンパク質をよく消化できずに分子が大きいまま吸収してしまうので、アレルギーが起こりやすくなる事があります。

 逆に離乳が遅すぎると、口の中が成長していくのにそしゃく能力が発達せず、将来的にうまく噛めなくなったり、丸飲みをするようになりやすいといわれています。

 また、離乳では舌やアゴを動かして噛むことや飲み込むことを覚えるほか、言葉をしゃべられるようになる準備段階にもなります。順調に育っている子であれば、遅くとも7ヶ月くらいまでには離乳食を開始するようにしましょう。


あまり食べなくても焦らないで

 赤ちゃんは母乳以外の食べ物に慣れていないため、手間暇かけて作ったとしても、なかなか食べてくれないことがあります。この時期の食事は母乳やミルクがメインですので、無理やり離乳食を食べさせる必要はありません。

 また、スープなどの液体は飲むのに、離乳食は舌で出して嫌がる場合は、調理形態を見直してみましょう。ツブツブした食感が嫌なのか、温度が嫌なのか、食感が嫌なのか、どこかに原因がある可能性があります。

 ママのイライラや焦りは赤ちゃんにも伝わりますので、ますます離乳食を食べなくなってしまいます。赤ちゃんの機嫌の良い日に食べたい分だけ与え、そのあとは好きなだけ母乳やミルクを飲ませてあげましょう。

離乳食を始める際の注意点

 うまく離乳食を与えられるか不安になるママがいますが、いくつかのポイントに注意すれば比較的スムーズに始める事ができます。大切な事は、赤ちゃんの成長に合った離乳食をタイミングよくあげる事です。発達に合った食事であれば、赤ちゃんはおいしそうに食べてくれるはずです。

ポイント1:赤ちゃんの体調のよい日に始めよう

 離乳を始める季節はどの時期からでも構いませんが、赤ちゃんの体調のよい日に始めるようにしましょう。風邪をひいたり下痢をしている時は治るまで待ってから始めるようにしましょう。

ポイント2:穀物・野菜類から始める

 初めのうちはアレルギー反応を避けるために、穀物類や野菜類から始めましょう。タンパク質はアレルギーを起こしやすいため、あまり早くから与えないようにします。また同じものばかりを与え続けないで、色々なものを順番に与えるようにしましょう。

ポイント3:はじめはスプーン1杯から

 はじめは1品にし、与える量はスプーン1〜2杯にするようにしましょう。初日は試しの気持ちであげてみて、舌で押し出すようであれば舌にのせるスプーンの位置を少し変えて2〜3回試してみましょう。それでもダメなようであれば、2〜3日後にまたやり直してみましょう。



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