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離乳食レシピが盛り沢山!離乳食の基礎知識・調理法・進め方を学んで、成長に合わせた愛情いっぱいの離乳食を

離乳食の基礎知識
ベビーフードを上手に活用しよう

<著者> マカロニ先生
 離乳食づくりの実体験をもとに、作りやすく、赤ちゃんが食べやすい離乳食を、栄養学の知識も織り交ぜながら、わかりやす解説していきます。


ベビーフードを上手に活用

 ベビーフードにはどんな種類があるの?

 離乳食を作り続けることはなかなか大変な事です。忙しいママならなおさらです。そんなママの心強い味方がベビーフードです。ベビーフードの利点はなんといっても簡単に使えることです。少ししか食べない赤ちゃんや忙しいママ、外出する時などに大変便利です。

 市販のベビーフードには、乾燥タイプとビン詰め、パック詰め製品があります。乾燥製品には粉末やフレーク、フリーズドライ、ビスケットなどがあり、1度開封しても比較的長く保存ができ、分量も自由に調整できる利点があります。ビン詰め類には裏ごしとつぶし状などのものがあります、パック詰め類はレトルトが主流です。


 ベビーフードは安全なの?

 ベビーフードは品質管理は厳重になされており、材料から調理、包装まで、衛生面には十分な注意が払われています。もちろん合成着色料、合成保存料、化学調味料などは使用していません。また、WHOでは離乳食の塩分含有量を0.25%以下と定めており、赤ちゃんの腎臓への負担についても考えられていますが、日本での基準はさらに下回る0.2%以下(1歳児未満)とされています。このような事から、ベビーフードは安全かつ便利な離乳食として利用できると考えられます。

 ただしベビーフードは味も見た目も単調なものが多いため、基本的にはママが作った離乳食を主体にして、必要に応じてベビーフードを取り入れていくとよいでしょう。またベビーフードのビン詰めやパック詰め製品は、家庭で作ったものよりも固形分が少なく、エネルギーも少ないものが多くあります。野菜やごはん、肉などを加えるなどして、全体のエネルギーを考えるようにしましょう。



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