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離乳食レシピが盛り沢山!離乳食の基礎知識・調理法・進め方を学んで、成長に合わせた愛情いっぱいの離乳食を

少し慣れてきたモグモグ期
離乳食中期の進め方(7〜8ヶ月)

 離乳食作りにだいぶ慣れてきましたか?赤ちゃんが1日1回の離乳食に慣れて食べられるようになってきたら、1日2回にしてみましょう。赤ちゃんも食べる楽しさがわかってきて、積極的に食べるようになりますよ。

<著者> マカロニ先生
 離乳食づくりの実体験をもとに、作りやすく、赤ちゃんが食べやすい離乳食を、栄養学の知識も織り交ぜながら、わかりやす解説していきます。

目次



離乳食中期の離乳食形態

 離乳食中期ごろになると飲み込みが上手になり、みじん切り状のものも食べられるようになります。また炒め物なども利用可能です。口をモグモグと動かすようになったら、舌で潰せる程度のもの(豆腐の1cm角、ゆで卵の黄身など)を与えてみましょう。

 この時、あまりパサパサしたものは口の中で広がりやすいので、とろみをつけたり和え物にするなど工夫したほうが食べやすくなります。

調理形態は舌で潰せる固さに

 離乳食中期の赤ちゃんは飲み込むだけでなく、舌で食べ物を上あごに押し付けて潰してから飲み込む事ができるようになります。よって調理形態も舌で潰せるくらいの固さにしてあげましょう。

 絹ごし豆腐の固さが目安です。口をモグモグ動かすようになったら開始時です。ただし今までドロドロしていたのに急に形のあるものを与えると、赤ちゃんは戸惑ってしまいます。焦らず進めていってください。



色々な食材に慣れさせる

 この時期から味覚か敏感になってくるので、色々な種類の食材を与えて慣れさせるようにしましょう。知恵がついてから種類を増やしても嫌がって食べなくなることがあり、好き嫌いの原因にもなります。この時期に色々な食材を試してみるとよいでしょう。

離乳食中期に食べられる主な食材

○ 糖質の食材
 初期の食材+パスタ(スパゲッティ、マカロニなど)、オートミール、
 甘みのないコーンフレーク、小麦粉

○ タンパク質の食材
 初期の食材+赤身の魚(鮭など)、鶏肉(脂肪の少ない部分)、レバー、納豆、
 高野豆腐、プロセスチーズ(塩分が多いので控えめに)、卵白(中期の後半から)、
 ゴマペースト、ピーナッツバター(無糖)

○ ビタミン類の食材:初期の食材と同じ

食事の時間を決めて生活のリズムを作る

 離乳食中期は午前と午後に1回ずつ食事を与えるようにします。赤ちゃんが眠くなくお腹が空いている時に与えましょう。毎日決まった時間に食事を与えるためには、赤ちゃんの生活リズムを規則正しくする必要があります。

離乳食中期の授乳について

 1日2回食になって食べる量はだいぶ増えてきていますが、まだ授乳は必要な事が多いでしょう。体が大きくなって飲む量が増える事もあります。この時期はまだ欲しがるだけ飲ましてあげましょう。

 しかし赤ちゃんの中には離乳食をたくさん食べて授乳が必要ない場合もあり、食事摂取に個人差が現れる時期でもあります。

離乳食中期の進め方のポイントとは

 この時期から1日2回食にします。離乳の進め方は基本的に1回食と同じです。
 赤ちゃんは舌で潰して食べる事を覚えます。調理形態はドロドロからツブツブしたものに。
 この時期は色々な味、色々な食品に慣れさせ、好き嫌いをなくすチャンスです。
 離乳食後の授乳はまだ必要ですが、栄養摂取は次第に母乳から離乳食に移行します。
 決まった時間に楽しい雰囲気で食べさせると、食べる事の楽しさがわかってきます。


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