昔から離乳食といえば「おかゆ」でした。今でこそ離乳食のバリエーションも増えて、オートミールやパンがゆなどもありますが、依然としておかゆが離乳食の主流に変わりありません。
おかゆはアレルギーを起こす事もなく、野菜を加えるなどしてバリエーションをつけることも容易です。ここではおいしいおかゆの作り方を確認しましょう。
○ お米から炊くおかゆ
時間と手間はかかりますが、やはりおかゆはお米から炊いたものがおいしく出来上がります。「全がゆ」や「10倍がゆ」などをよく耳にしますが、全がゆは米1:水5で炊いたもの、10倍がゆは米1:水10で炊いたものをいいます。
@ 炊く30分前に米をきれいにといで、水加減をしておきます。
A 鍋にフタをして火にかけ、弱火で約1時間炊きます。吹きこぼれないような火加減にし、かき混ぜてはいけません。
B 水気がなくなってきたら火を止めて、10〜15分ほど蒸らして完成です。
○ ごはんから作るおかゆ
時間がない方や忙しい方はこの方法でおかゆを作りましょう。この方法で作った場合、おかゆを温め直すとおいしくなくなるので、作り置きせずに毎回作るようにしましょう。
@ ごはんを小さな鍋に取って、2倍量の水又はお湯を入れます。
A 火にかけて弱火で約10〜20分ほど煮ます。
B よく煮立ったら、お玉などでよく潰して出来上がりです。