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離乳食レシピが盛り沢山!離乳食の基礎知識・調理法・進め方を学んで、成長に合わせた愛情いっぱいの離乳食を

離乳食の手間を軽減!
フリージング(冷凍)テクニック

<著者> マカロニ先生
 離乳食づくりの実体験をもとに、作りやすく、赤ちゃんが食べやすい離乳食を、栄養学の知識も織り交ぜながら、わかりやす解説していきます。



離乳食のフリージング(冷凍)テクニック

 離乳食ってほんの少ししか食べないのに何かと手間暇がかかりますよね。おまけに、がんばって作ってもあまり食べてくれない事だってあります。

 そんなママの離乳食作りを助けてくれるのが、フリージングと電子レンジです。これらをうまく使いこなせば調理時間は断然短くなるのです。ここではフリージングのテクニックをご紹介します。

◎ だし汁やスープはまとめて作って冷凍しよう

 離乳食作りにだし汁や野菜スープは欠かせないものです。でも毎回作るのは大変ですよね。だし汁やスープは多めに作って冷凍しておきましょう。その時役に立つのが製氷皿です。ザルでこして冷ましてから、製氷皿に流し込んで冷凍します。凍ったら他の容器や袋に入れて、1週間ほどで使い切るようにしましょう。


◎ おかゆはまとめて炊いて、1食分ずつ小分け冷凍しよう

 おかゆは少量を炊くよりも、まとめて炊くほうがおいしくできるものです。それに毎回作るのも大変ですよね。おかゆはまとめて炊いて小分けし、冷凍しておくと大変便利です。小分けには市販の専用ケースを利用するとよいでしょう。そのほか、ご飯と一緒におかゆが炊けるグッズもあるので上手に活用してみましょう。


◎ 野菜をまとめて茹でてきざみ、小分け冷凍しよう

 野菜を毎回茹でるのが面倒な時は、よく使う野菜をまとめて茹で、細かく刻んで混ぜ合わせて小分け冷凍しておきましょう。1種類ずつ保存するよりも手間がかからず、しかも一度にたくさんの野菜が摂れるようになります。


◎ 引き割り納豆はさっと熱湯をかけてから小分けする

 離乳食に引き割り納豆を使うことがありますが、1回に使う量はほんの少しです。残りを親が食べてしまうのも手ですが、納豆は冷凍もできます。ザルにあけて熱湯をかけ冷ましてから、小分けして冷凍しましょう。小分けは1回分ずつラップにくるんで、保存容器に入れておくとよいでしょう。


◎ 茹でたイモ類はストックバッグで潰してフリージング

 イモ類は主食として離乳食でよく使います。でも毎回茹でるのは時間がかかって大変ですよね。イモ類もまとめて茹でて冷凍してみましょう。柔らかく茹でたジャガイモやサツマイモはあら熱をとってからストックバッグなどに入れ、すりこぎなどで叩いて潰して、十分に冷まします。ストックバッグの口を閉じたら、割り箸などで1回分ずつになるように折り目をつけてから冷凍しましょう。必要な時に1回分ずつとれて大変便利です。



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