肉・肉加工品は、脂肪分が少なく離乳食に使いやすい鶏ささみ肉から、塩分や添加物が気になる肉加工品までさまざまあります。離乳食に使用できる肉・肉加工品をチェックしてみましょう。
食品名 | 初期 | 中期 | 後期 | 完了期 |
---|---|---|---|---|
鶏ささみ肉 |
× | ○ | ○ | ○ |
鶏ささみ肉は低脂肪なので、離乳食に使いやすいお肉の定番です。よくすり潰したものを中期から与えます。 | ||||
鶏むね肉 |
× | △ | ○ | ○ |
鶏むね肉はささみに比べると脂分が多くなりますので、調理する時は皮と脂肪を取り除いてから使用します。中期〜後期あたりから与えます。 | ||||
牛赤身肉 |
× | △ | ○ | ○ |
牛赤身肉は脂肪分が少ないので、鶏肉に慣れてきたら少しずつ与えます。食べやすいよう、小さく刻むか、軟らかく煮込みましょう。 | ||||
豚赤身肉 |
× | × | △ | ○ |
豚赤身肉は意外に脂肪分が多いため、鶏肉、牛肉に慣れてきたら少しずつ与えてみましょう。 | ||||
牛豚合挽き肉 |
× | × | △ | ○ |
合挽き肉には脂肪分が非常に多く含まれていますので、湯通しなどで油抜きをしてから与えます。 | ||||
ラム肉 |
× | × | △ | ○ |
ラム肉は牛肉を食べるのに慣れてきたら与えても問題ありません。ラム肉の脂肪は固まりやすいため、脂肪部分をとって食べやすく調理してから与えましょう。 | ||||
鶏・豚レバー |
× | ○ | ○ | ○ |
レバーは調理しやすく栄養満点です。新鮮で良質なものを選び、初期はよくすり潰して与えましょう。 | ||||
牛タン |
× | × | ○ | ○ |
牛タンは弾力があり、加熱すると固くなるので、細かく刻んだり、柔らかくなるまで煮込んでから与えるようにしましょう。 | ||||
合鴨 |
× | × | △ | ○ |
合鴨は脂肪が多く、肉質も固いため、赤ちゃんには不向きなお肉です。よく煮込んでやわらかくし、後期から様子を見て与えましょう。 | ||||
ハム |
× | × | △ | △ |
ハムには塩分や香辛料、添加物が多く含まれている事があるので、なるべく無添加・低塩のものを。 | ||||
ソーセージ |
× | × | △ | △ |
ソーセージには塩分や香辛料、添加物が多く含まれている事があるので、離乳食にはあまり向いていません。 | ||||
ベーコン |
× | × | △ | △ |
ベーコンは塩分・脂肪分が非常に多いので離乳食には向いていません。使う場合はスープなどでごく少量に。 | ||||
コンビーフ |
× | × | △ | △ |
コンビーフには脂肪分や添加物が多く含まれているので、離乳食には向いていません。 | ||||
ランチョンミート |
× | × | △ | △ |
ランチョンミートには塩分や添加物が多く含まれているので、離乳食には向いていません。後期以降に大人のを少し取り分ける程度にしましょう。 | ||||
焼き豚 |
× | × | △ | △ |
焼き豚は味付けが濃く塩分を多く含んでいるため、熱湯で塩分と調味料を洗ってから少量を与えるようにしましょう。 | ||||
蒸し鶏(市販) |
× | × | △ | △ |
鶏肉は離乳食に使いやすい食材ですが、市販品は塩分や添加物が多いため、使用するならベビーフードを使いましょう。 | ||||
ローストビーフ |
× | × | △ | △ |
ローストビーフの外側は香辛料と塩分を多く含んでいるため、内側部分を取り出し、しっかり加熱してから与えるようにしましょう。 | ||||
鶏そぼろ瓶詰 |
× | × | △ | △ |
市販の鶏そぼろは調味料が多く使われており、赤ちゃんには濃い味付けです、与える場合はごく少量にしましょう。 |