大豆製品・豆類は、離乳食に使いやすい豆腐や高野豆腐のほか、油分が多い油揚げなどさまざまあります。離乳食に使用できる大豆加工品・豆類をチェックしてみましょう。
食品名 | 初期 | 中期 | 後期 | 完了期 |
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大豆(水煮) |
△ | ○ | ○ | ○ |
大豆は離乳食で使いやすい貴重なタンパク源です。離乳初期は薄皮を取り除き、しっかりすり潰してから与えましょう。 | ||||
豆類(水煮) |
△ | ○ | ○ | ○ |
ひよこ豆やミックスビーンズなどは薄皮を取り除き、すり潰して裏ごしすれば初期から使うことができます。 | ||||
豆腐 |
○ | ○ | ○ | ○ |
豆腐は離乳食初期から与えることができる貴重なタンパク質食品です。低カロリーであり、軟らかいため、離乳食に適した食材であると言えます。 | ||||
高野豆腐 |
○ | ○ | ○ | ○ |
高野豆腐は豆腐同様、タンパク質食品として優れています。乾燥したまますりおろしても使用でき、保存もできるので便利な食材です。 | ||||
納豆 |
△ | ○ | ○ | ○ |
納豆は粘りがあるので離乳食に使いやすく、タンパク質食品の定番として重宝します。赤ちゃんにも人気があります。 | ||||
油揚げ |
× | × | △ | △ |
油揚げは油分が多く、奥歯の生えていない赤ちゃんにはかみ潰せないので離乳食には適していません。 | ||||
厚揚げ |
× | × | △ | △ |
厚揚げは油揚げと同様、表面は油分が多いため、離乳食には中の豆腐部分を使うようにしましょう。 | ||||
がんもどき |
× | × | △ | △ |
がんもどきは豆腐に野菜などを混ぜて揚げたもので、表面は油分が多いため、離乳食には中の豆腐部分を使うようにしましょう。 | ||||
豆乳 |
△ | ○ | ○ | ○ |
豆乳は無糖なら初期から、低糖なら中期から与える事ができますが、大豆アレルギーの予防を考えて離乳初期の後半から少量ずつ与えるようにしましょう。 | ||||
あずき |
△ | ○ | ○ | ○ |
あずきは離乳食では加糖せず、水煮のまま皮を取り除いて与えましょう。 | ||||
きなこ |
○ | ○ | ○ | ○ |
きなこは混ぜたり、まぶしたりすることができるので、料理の風味付けに適しています。 | ||||
ゆば |
△ | ○ | ○ | ○ |
豆乳を煮詰めた際、表面にできる膜がゆばで、高タンパクな栄養食品です。原料は大豆であるため、離乳食に使いやすい食材です。 | ||||
おから |
× | △ | ○ | ○ |
おからは豆腐を作る際にできるしぼりかすで、栄養価の高い食材ですが食物繊維が多いため、便の様子を見ながら与えましょう。 | ||||
グリーンピース |
○ | ○ | ○ | ○ |
グリーンピースは栄養価が高く、すり潰してなめらかにしやすいため、離乳初期から使える離乳食に適した食材です。 | ||||
枝豆 |
△ | ○ | ○ | ○ |
枝豆は大豆を青いうちに収穫したもので、栄養価の高い食材です。消化をよくするために薄皮は剥きましょう。 | ||||
そら豆 |
○ | ○ | ○ | ○ |
そら豆は茹でて皮を剥けばすり潰してなめらかにしやすく、離乳初期から使える食材です。 |