乳製品は離乳食に使用しやすい食材であり、タンパク質やカルシウムを摂ることができます。牛乳やチーズなどさまざまあり、離乳食に使用できる乳製品をチェックしてみましょう。
食品名 | 初期 | 中期 | 後期 | 完了期 |
---|---|---|---|---|
牛乳 |
○ | ○ | ○ | ○ |
牛乳を調理で少量使うだけなら離乳初期からOKです。牛乳を飲み物として与えるのは1歳を過ぎてからに。 | ||||
低脂肪乳 |
○ | ○ | ○ | ○ |
低脂肪乳は普通の牛乳から脂肪分を減らしたもので、考え方は牛乳と同じです。飲料として与えるのは1歳を過ぎてからに。 | ||||
プレーンヨーグルト |
○ | ○ | ○ | ○ |
プレーンヨーグルトはとろみがあり、他の食品とも混ぜやすいため、離乳食に適しています。離乳食初期から使えるタンパク源となります。 | ||||
プレーンヨーグルト(低脂肪) |
○ | ○ | ○ | ○ |
低脂肪ヨーグルトも普通のヨーグルトと同じ考えで問題なく、離乳食初期から使えるタンパク源となります。 | ||||
ヨーグルト(加糖) |
△ | △ | △ | △ |
加糖された甘いヨーグルトは糖分の摂り過ぎになってしまうので、極力プレーンヨーグルトを使うようにしましょう。 | ||||
ヨーグルト(果実入り) |
× | △ | △ | △ |
果実が入ったデザート感覚のヨーグルトは大人向けに甘く作られているため、赤ちゃんに与える際はプレーンヨーグルトと混ぜるなど、少量にしましょう。 | ||||
生クリーム(乳脂肪100%) |
△ | ○ | ○ | ○ |
生クリームは消化吸収のよい乳脂肪でできているため、離乳食に使うことができます。ただし、使いすぎには注意しましょう。 | ||||
スキムミルク |
○ | ○ | ○ | ○ |
スキムミルクは脱脂乳を粉末にしたもので、調理に使うなら離乳初期からOKです。 | ||||
エバミルク |
△ | ○ | ○ | ○ |
エバミルクは牛乳を2.5倍ほど濃縮したもので無糖練乳ともいいます。牛乳とほぼ同じに考えて大丈夫です。 | ||||
コンデンスミルク |
× | △ | △ | △ |
コンデンスミルクは糖分が多く含まれているために甘みが強く、離乳食にはあまり使用しないほうがよい食品です。 | ||||
カッテージチーズ |
○ | ○ | ○ | ○ |
カッテージチーズは他のチーズに比べて塩分と脂肪分が少ないので、離乳食の食材に適しています。 | ||||
プロセスチーズ |
○ | ○ | ○ | ○ |
プロセスチーズは離乳初期から使用可能ですが、塩分と脂肪分が多いので量は控えめに。 | ||||
クリームチーズ |
△ | △ | ○ | ○ |
クリームチーズの塩分は控えめですが、脂肪分が33%以上含まれているため、与えすぎないようにしましょう。 | ||||
パルメザンチーズ |
△ | ○ | ○ | ○ |
パルメザンチーズは他のチーズに比べて塩分も脂肪分もたんぱく質も多く含まれているため、与える際は控えめにしましょう。 | ||||
カマンベールチーズ |
△ | ○ | ○ | ○ |
カマンベールチーズは白カビに包まれたチーズで、考え方はプロセスチーズと同じです。脂肪分が多いので与えすぎないようにしましょう。 | ||||
モッツァレラチーズ |
△ | ○ | ○ | ○ |
モッツァレラチーズはなめらかで使いやすいチーズですが、脂肪分が多く含まれているので、離乳初期の後半から少量ずつ与えるようにしましょう。 | ||||
ピザ用チーズ |
△ | ○ | ○ | ○ |
ピザ用チーズは製品によって異なりますが、基本的には塩分も脂肪分も多く、考え方はプロセスチーズと同じです。 | ||||
スモークチーズ |
△ | ○ | ○ | ○ |
スモークチーズの考え方はプロセルチーズと同じですが、燻製の香りを嫌がる赤ちゃんもいます。与える際はプロセスチーズと同様少量にしましょう。 | ||||
チーズスプレッド |
× | △ | ○ | ○ |
チーズスプレッドはクリーム状の柔らかいチーズで、パンに塗ったり、野菜と和えたりできます。脂肪分の摂り過ぎにならないよう、与えすぎに注意しましょう。 |